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Column

アデロール違法?日本入手にくい欧米リスク(後編)

公開日

ADHD治療薬のアデロールは日本では所持自体が違法です。旅行者が知っておくべき法的リスクと、吐き気止めから去痰薬まで日本で入手しにくい身近な薬10種をご説明します。

「もしかして、私の薬はこの国では違法?」

前編に続いて、日本と欧米の「薬のギャップ」をご説明します。後編で取り上げるのは、特別な注意が必要な薬です。とくに法的リスクのあるADHD治療薬を筆頭に、吐き気止めや去痰薬など、規制が厳しい、または日本では手に入りにくい身近な薬を集めました。

薬に関する法律は、国によってまったく違います。知らずに持ち込んだり、日本の病院で処方を求めたりすると、深刻なトラブル——最悪の場合は法的な問題や逮捕——につながることがあります。

旅行中に薬が切れたらどうすればよいのか。知っておくべき10種の薬を見ていきましょう。

規制が厳しい、または入手しにくい薬10種

1. オンダンセトロン(ゾフラン)

  • 欧米では: 胃腸炎による吐き気の標準的な治療薬です。
  • 日本では: 使える場面が限られています(主に抗がん剤治療の患者向け)。一般的な吐き気にはドンペリドンなどの代替薬を処方します。

2. 高用量シメチコン(ガスエックス)

  • 欧米では: おなかの張り(ガス)の薬として使われます。
  • 日本では: 同種の薬の用量がずっと低く、高用量の製剤はありません。

3. アデロール(アンフェタミン塩)——警告

  • 欧米では: ADHD治療の主流の薬です。
  • 日本では: **厳しく禁止されています。**覚醒剤取締法の対象で、母国の処方箋があっても、日本国内で所持していること自体が違法です。その場で逮捕される可能性があります。

4. ビバンセ

  • 欧米では: 一般的なADHD治療薬です。
  • 日本では: 流通が厳しく管理されています(主に18歳未満の患者に限定)。旅行者がこの処方を受けるのは極めて困難です。

5. メラトニン

  • 欧米では: スーパーでも買えるサプリメントです。
  • 日本では: ドラッグストアでは売られておらず、市販では買えません。

6. 高用量プソイドエフェドリン(スダフェド)

  • 欧米では: 鼻づまりの定番薬です。
  • 日本では: 覚醒剤の原料に関する規制のため、高用量の単一成分の市販薬は買えません。

7. グアイフェネシン(ムシネックス)

  • 欧米では: 一般的な去痰薬です。
  • 日本では: 去痰薬の成分が異なり(ムコダインなど)、アメリカのムシネックスと同じ処方の薬はありません。

8. ベンゾカイン(オラジェル)

  • 欧米では: 歯痛や口内炎に使う高濃度の麻酔ジェルです。
  • 日本では: 高濃度のジェルは一般の薬局ではあまり見かけません。

9. ジクロフェナクの飲み薬(ボルタレン)

  • 欧米では: 飲み薬として広く使われています。
  • 日本では: 「ボルタレン」といえば湿布(テープ)か坐薬のことで、飲み薬が処方されることはまれです。

10. プレドニゾン(50mg錠)

  • 欧米では: 喘息や重いアレルギーに使われます。
  • 日本では: 主流はプレドニゾロンで、錠剤が小さい(ふつう5mg)ため、欧米の50mgに相当させるには多くの錠数が必要になります。

解決策:法的リスクを避けて、適切な治療を

とくにADHD治療薬や強い鎮痛薬については法律が厳しいため、日本の一般の病院では「うちでは扱えません」とほぼ確実に断られます。

京都と大阪の Dr. Coming インターナショナルクリニック(京都駅前院(英語ページ)・なんば院)は、そこで終わりにしません。ふだんお使いの薬に対応する、日本で入手できる薬を処方できます。ADHDのような複雑なケースでは:

  • 日本でのADHD治療の法規制と、短期滞在の方に現実的にとれる選択肢をご説明します。
  • 専門医の診療が適切な場合は、京都・大阪の適切な精神科医療におつなぎします。

私たちの役目は「ノー」と言うことではなく、「一緒にどう解決するか」を提案することです。

京都駅直結(ホテルグランヴィア京都6階)と、大阪メトロなんば駅6番出口すぐの2院があります。薬が切れて困ったときは、どうぞご相談ください。

この記事の医薬品・制度に関する情報は2026年8月時点のものです。

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